『命と性ミュージアム』 オススメ度:★★★★★
ちょっと遠出シリーズ。東京から車で2時間。
群馬県は吉岡町にある性の博物館だ。
園内のオブジェのほとんどが手作りである。
ココは秘宝館系スポットの中でも、トップクラスのクレイジーさで、個人的に超オススメだ。
ちん子さんでおなじみ「珍宝館」からも、車で5分とかなり近い。
どうなってんだ、群馬県吉岡町。
オーナーはふくよかなオバチャンで、館長はマジメそうなオジさん。2人が、手厚く歓迎してくれる。
パッと見、夫婦のような風情だが、違う。友人らしい。はなから命と性を感じるではないか。
もともと家具屋を経営していたオーナーが、現館長を誘い、設立したそうだ。
ホームセンターで材料を買い、ほとんど全ての展示を2人で手作りしたんだって。
手作り系珍スポットにハズレなし。期待できそう。
●手作りオブジェが最高にキテる!
館内入って、1発目の作品。
七福神、ひまわり、バラに混じってドラえもんがコラージュされてます。
何を意味するかは分かりませんが、たいそうドラック臭のする逸品。
この博物館は、パンフレットで「秘宝館ではありません」と宣言してるだけあって、基本的にマジメ路線。
パネル解説も学術的だし、展示テーマも「出産」「避妊」「分娩」とお固めなのである。
が、マジメの方向性がちょっとズレてて、なんだかクレイジーなんだな。
出産シーンのオブジェ。
生まれて早々、親指を立て「GOOD!」と叫ばんばかりのテンションである。
赤ちゃんの髪の毛や、女性の陰毛はサインペンで殴り書き。
完全に目がイっちゃってる妊婦。
水色の瞳孔が開きっぱなしで、片足しかない。
ちょっとアップで見てみよう。
目のまわりは白く塗られ、一時はやったヤマンバメイクを彷彿とさせる。
感情の読めない表情が、恐ろしい。
生気のないまなざしは、多くのオブジェで一貫していた。作者の手癖。
ステンドグラスも、やはり妊婦の目が死んでるし、瞳の色は水色だ。
反面、胎児はうっすら笑っている。
この母のもと、生まれてからも笑ってられると良いけど…。
▲「人つ」
「人つ」という名のオブジェ。
全裸の人間たちがくんずほぐれつしているブキミな柱だ。
これが手作りなんだから、技術力の高さは評価できる。
▲フィギュア「偲」
「偲」と名づけられたフィギュア。
喪服の女が遺影にクソをぶっかけている。
未亡人かつスカトロという、ニッチなコンビネーションで、独身男性の心を鷲づかみだ。
もう、この辺になるとマジメ路線もクソもない。いや、クソはある。
オーナーのオバちゃんいわく「作ったはいいものの、どこの店も飾ってくれない」と嘆いていた。そりゃあそうだろうよ。
▲フィギュア「華」
「偲」の隣には、「華」という名のこれまたスカトロフィギュアがある。
女がクソで書道をしており、かたわらに牛乳と浣腸。
なんだ、なんだ、いきなり本領発揮してきたな、命と性ミュージアムよ!
最高にヤベえぜ!
FFシリーズでおなじみ、天野喜孝テイストの生殖器イラスト。
ユーモラスというより、危険なムードが漂っている。線の細いタッチが、不安定な印象。
オーナーが描いたのだとすれば、とんでもなく多芸な人だな。
●体験コーナーもすこぶるヤバイ!
▲妊婦体験スーツ
体験コーナーも充実している。
コチラは、妊婦体験スーツ。
胎児ほどの重りがはいったスーツを着て、座ったり、寝転んだり。妊婦のしんどさを体感できる。
全身にずっしり来るほど重たく、立ち上がるのも一苦労。
▲書き割りパネルが巨乳過ぎ
書き割りパネルも特別仕様。簡単にアイコラ風写真が撮れる。
巨乳過ぎるおっぱいは、アメリカンポルノを思わせる。
女の子で撮影し、自宅でジトジト眺めるなど、用途はさまざま。
▲はしごの上には「子作り用ダブルベッド」が用意されてる。
このはしごを登ったさきには、ダブルベットがあり、枕元にはティッシュが完備されてます。個室。
「なんの展示だ?」と周りをキョロつくと、説明パネルにこんなことが書かれてました。
日本は出生率が低く、このままでは国力が落ちてしまいます。
来場を記念して、赤ちゃんを作っていきませんか?
だって。
おいおい、マジでSEXうながしてんじゃん。
す、スゴイ。オープンすぎるよ、命と性ミュージアム。
フリーセックス、ここに極まれり。
▲ラブドール
オリエント工業のラブドールも、館内のいたるところに置かれている。
これ、1体30万円以上するんだよね。
前々から興味があったので「やっと会えたね」という感じ。
顔はさすがにカワイらしく、安物のダッチワイフとは一線を画している。
軽く触れてみると、ふにょふにょと柔らかく、単なるゴムの触感ではない。
女体の柔らかさとまでは言えないが、かなりいい線いってると思う。
この調子で、ぜひオリエント工業さんにはたゆまぬ進化をしていただきたい。
ラブドールはトイレにも設置。トイレのは「触らないでください」の警告つき。
壁にはヌードカレンダーも貼ってあったし、我慢できなくなっちゃう男子がいたのだろう。
▲映像コーナーでは、帝王切開が見れるよ
帝王切開のシーンが見れる、映像コーナーもあるよ。医学生が勉強につかう資料だとか。
帝王切開って、想像よりはるかに、豪快な作業なんですね。
ザクザクと腹を切り、グイグイ腕つっこんで胎児を取りだし、血まみれの内臓をガーゼで遠慮なくゴシゴシ拭いていた。
まるで、海の男の仕事。
観客は口々に「うわ、エグい」などと騒ぎ、「ちょっとコレは見れないわ」と途中で席を外す人も。必見。
●2階は18禁スペース!
2階は、18才未満が立ち入れないスペース。
縛りつけるための台と縄、回転ベッド、座位でするための座イスなどなど、あらゆる性具が置かれてる。
このスペース、撮影用に場所貸しも行っているとか。
10人分以上の大きなロッカーもあったし、どんな利用をされてるんだろう…。
▲オーナーが股間を足踏みマッサージしてるよ
2階部分は、オーナーのオバチャンが解説をしてくれた。
「座位でSEXするための座イス」も「回転ベット」も実演してくれ、クルクルと回っていた。
写真は、マッサージベッドの説明をしているシーン。
われわれ見学者の一人を、ベットに寝かせ、体中を踏んづけていた。
ハアハア息を切らしながら、最後に、股間を踏んでいた。
これには踏まれた者も満面の笑みである。
しっかし、このオーナー、本当に素晴らしいキャラクターなんだな。
開けっぴろげというか、性に対してとっても前のめりなのだ。
僕の中では、「珍宝館」のちん子さん、「かがや」の店長と並んで3大怪人物とし、敬意を払ってやまない存在である。
帰る際も、バスのとこまでわざわざお出迎えしてくれ、サービス精神も人一倍なのだ。
■「命と性ミュージアム」の情報■
オススメ度:★★★★★
アクセス:JR「高崎駅」からバスで1時間くらい。車で行くことをオススメします。
住所:群馬県北群馬郡吉岡町上野田1256-72
電話:0279-55-6677
営業時間:9:30~17:30
定休日:なし
予算:900円
関連URL:公式サイト
ちょっと遠出シリーズ。東京から車で2時間。
群馬県は吉岡町にある性の博物館だ。
園内のオブジェのほとんどが手作りである。
ココは秘宝館系スポットの中でも、トップクラスのクレイジーさで、個人的に超オススメだ。
ちん子さんでおなじみ「珍宝館」からも、車で5分とかなり近い。
どうなってんだ、群馬県吉岡町。
オーナーはふくよかなオバチャンで、館長はマジメそうなオジさん。2人が、手厚く歓迎してくれる。
パッと見、夫婦のような風情だが、違う。友人らしい。はなから命と性を感じるではないか。
もともと家具屋を経営していたオーナーが、現館長を誘い、設立したそうだ。
ホームセンターで材料を買い、ほとんど全ての展示を2人で手作りしたんだって。
手作り系珍スポットにハズレなし。期待できそう。
●手作りオブジェが最高にキテる!
館内入って、1発目の作品。
七福神、ひまわり、バラに混じってドラえもんがコラージュされてます。
何を意味するかは分かりませんが、たいそうドラック臭のする逸品。
この博物館は、パンフレットで「秘宝館ではありません」と宣言してるだけあって、基本的にマジメ路線。
パネル解説も学術的だし、展示テーマも「出産」「避妊」「分娩」とお固めなのである。
が、マジメの方向性がちょっとズレてて、なんだかクレイジーなんだな。
出産シーンのオブジェ。
生まれて早々、親指を立て「GOOD!」と叫ばんばかりのテンションである。
赤ちゃんの髪の毛や、女性の陰毛はサインペンで殴り書き。
完全に目がイっちゃってる妊婦。
水色の瞳孔が開きっぱなしで、片足しかない。
ちょっとアップで見てみよう。
目のまわりは白く塗られ、一時はやったヤマンバメイクを彷彿とさせる。
感情の読めない表情が、恐ろしい。
生気のないまなざしは、多くのオブジェで一貫していた。作者の手癖。
ステンドグラスも、やはり妊婦の目が死んでるし、瞳の色は水色だ。
反面、胎児はうっすら笑っている。
この母のもと、生まれてからも笑ってられると良いけど…。
▲「人つ」
「人つ」という名のオブジェ。
全裸の人間たちがくんずほぐれつしているブキミな柱だ。
これが手作りなんだから、技術力の高さは評価できる。
▲フィギュア「偲」
「偲」と名づけられたフィギュア。
喪服の女が遺影にクソをぶっかけている。
未亡人かつスカトロという、ニッチなコンビネーションで、独身男性の心を鷲づかみだ。
もう、この辺になるとマジメ路線もクソもない。いや、クソはある。
オーナーのオバちゃんいわく「作ったはいいものの、どこの店も飾ってくれない」と嘆いていた。そりゃあそうだろうよ。
▲フィギュア「華」
「偲」の隣には、「華」という名のこれまたスカトロフィギュアがある。
女がクソで書道をしており、かたわらに牛乳と浣腸。
なんだ、なんだ、いきなり本領発揮してきたな、命と性ミュージアムよ!
最高にヤベえぜ!
FFシリーズでおなじみ、天野喜孝テイストの生殖器イラスト。
ユーモラスというより、危険なムードが漂っている。線の細いタッチが、不安定な印象。
オーナーが描いたのだとすれば、とんでもなく多芸な人だな。
●体験コーナーもすこぶるヤバイ!
▲妊婦体験スーツ
体験コーナーも充実している。
コチラは、妊婦体験スーツ。
胎児ほどの重りがはいったスーツを着て、座ったり、寝転んだり。妊婦のしんどさを体感できる。
全身にずっしり来るほど重たく、立ち上がるのも一苦労。
▲書き割りパネルが巨乳過ぎ
書き割りパネルも特別仕様。簡単にアイコラ風写真が撮れる。
巨乳過ぎるおっぱいは、アメリカンポルノを思わせる。
女の子で撮影し、自宅でジトジト眺めるなど、用途はさまざま。
▲はしごの上には「子作り用ダブルベッド」が用意されてる。
このはしごを登ったさきには、ダブルベットがあり、枕元にはティッシュが完備されてます。個室。
「なんの展示だ?」と周りをキョロつくと、説明パネルにこんなことが書かれてました。
日本は出生率が低く、このままでは国力が落ちてしまいます。
来場を記念して、赤ちゃんを作っていきませんか?
だって。
おいおい、マジでSEXうながしてんじゃん。
す、スゴイ。オープンすぎるよ、命と性ミュージアム。
フリーセックス、ここに極まれり。
▲ラブドール
オリエント工業のラブドールも、館内のいたるところに置かれている。
これ、1体30万円以上するんだよね。
前々から興味があったので「やっと会えたね」という感じ。
顔はさすがにカワイらしく、安物のダッチワイフとは一線を画している。
軽く触れてみると、ふにょふにょと柔らかく、単なるゴムの触感ではない。
女体の柔らかさとまでは言えないが、かなりいい線いってると思う。
この調子で、ぜひオリエント工業さんにはたゆまぬ進化をしていただきたい。
ラブドールはトイレにも設置。トイレのは「触らないでください」の警告つき。
壁にはヌードカレンダーも貼ってあったし、我慢できなくなっちゃう男子がいたのだろう。
▲映像コーナーでは、帝王切開が見れるよ
帝王切開のシーンが見れる、映像コーナーもあるよ。医学生が勉強につかう資料だとか。
帝王切開って、想像よりはるかに、豪快な作業なんですね。
ザクザクと腹を切り、グイグイ腕つっこんで胎児を取りだし、血まみれの内臓をガーゼで遠慮なくゴシゴシ拭いていた。
まるで、海の男の仕事。
観客は口々に「うわ、エグい」などと騒ぎ、「ちょっとコレは見れないわ」と途中で席を外す人も。必見。
●2階は18禁スペース!
2階は、18才未満が立ち入れないスペース。
縛りつけるための台と縄、回転ベッド、座位でするための座イスなどなど、あらゆる性具が置かれてる。
このスペース、撮影用に場所貸しも行っているとか。
10人分以上の大きなロッカーもあったし、どんな利用をされてるんだろう…。
▲オーナーが股間を足踏みマッサージしてるよ
2階部分は、オーナーのオバチャンが解説をしてくれた。
「座位でSEXするための座イス」も「回転ベット」も実演してくれ、クルクルと回っていた。
写真は、マッサージベッドの説明をしているシーン。
われわれ見学者の一人を、ベットに寝かせ、体中を踏んづけていた。
ハアハア息を切らしながら、最後に、股間を踏んでいた。
これには踏まれた者も満面の笑みである。
しっかし、このオーナー、本当に素晴らしいキャラクターなんだな。
開けっぴろげというか、性に対してとっても前のめりなのだ。
僕の中では、「珍宝館」のちん子さん、「かがや」の店長と並んで3大怪人物とし、敬意を払ってやまない存在である。
帰る際も、バスのとこまでわざわざお出迎えしてくれ、サービス精神も人一倍なのだ。
【総括】
手作りオブじゃの1つ1つに、オーナーの個性が炸裂してます。
すぐ近くにある「珍宝館」とあわせて、巡るのをオススメします。同じ秘宝館でもまったくタイプが違うからね。
■「命と性ミュージアム」の情報■
オススメ度:★★★★★
アクセス:JR「高崎駅」からバスで1時間くらい。車で行くことをオススメします。
住所:群馬県北群馬郡吉岡町上野田1256-72
電話:0279-55-6677
営業時間:9:30~17:30
定休日:なし
予算:900円
関連URL:公式サイト